行政書士と司法書士の違いは?行政書士と司法書士の比較

行政書士と司法書士、名前も似ていて同じような事案に関わることが多いため、混同している人も多いのではないでしょうか。そこでこの2つを比較しながら、それぞれの役割の違いをご説明します。

■行政書士と司法書士の役割の違い
行政書士と司法書士はともに国家資格ですが、主務官庁が異なります。行政書士は総務省管轄であるのに対し、司法書士は法務省管轄です。

次に業務範囲を比較しましょう。行政書士は官公署に提出する書類をはじめ、権利義務・事実証明についての書類の作成、提出手続きの代理、または代行、作成に伴うカウンセリングを行うことができます。一方司法書士は法律知識に基づいて不動産や法人の登記の代理や供託の代理、裁判所や法務局に提出する書類の作成を行うことができます。さらに一定の制限の元で簡易裁判所での民事訴訟や和解・調停などにおける当事者の代理となることができます。簡単に言うと、行政書士は行政機関に提出する書類作成の専門家、司法書士は法務局や裁判所に提出する書類作成の専門家ということになります。

資格の難易度を比較すると、行政書士は20%近い合格率となる年もあるのに対し、司法書士は例年合格率3.5%前後と司法書士の方が難易度が高いことがわかります。ただし、司法書士が行政書士を兼ねることができるわけではなく、両方の資格を取得している人も少なくありません。